古事記

古事記 現代語訳 上つ巻 中つ巻 下つ巻 古事記

古事記は、日本最古の歴史書で、第四十代、天武天皇(てんむてんのう)の命令により編纂(へんさん)がはじまりました。

稗田阿礼 (ひえだのあれ)が「帝皇日継(天皇の系譜)」「先代旧辞(古い伝承や事績」を誦習(しょうしゅう:古記録を見ながら古語で節をつけ、繰り返し朗読する事)し、それを太安万侶(おおのやすまろ)が書き記し編纂したものであります。

【古事記】上つ巻

【古事記】大年神(おおとしのかみ)の系譜

大年神(おおとしのかみ:須佐之男命と神大市比売との子)が神活須毘神(かむいくすび)の娘の伊怒比売(いのひめ)を娶り生んだ御子は、、大国御魂神(おほくにみたまのかみ)、次に韓神(からのかみ)、次に曾富理神(そほりのかみ)、次に白日神(しらひの...
【古事記】上つ巻

【古事記】大国主神の国作り「御諸山の神」

少名毘古那神(すくなびこなのかみ)は、海の彼方にある常世国(とこよのくに)へと行ってしまい大国主神(おおくにぬしのかみ)が、「私一人で、どうやって国を作っていったら良いのだろうか。一人ではできない。私はこれから、どの神と一緒に国を作れば良い...
【古事記】上つ巻

【古事記】大国主神の妻と子孫たち

この大国主神(おおくにぬしのか)が胸形の奥津宮(福岡県の宗像大社奥津宮)に鎮座している多紀理毘売命(たきりびめのみこと:またの名は奥津島比売命(おきつしまひめのみこと))を娶り生んだ御子は、阿遅鋤高日子根神(あぢすきたかひこねのかみ)、次に...
【古事記】上つ巻

【古事記】須佐之男命(すさのおのみこと)の系譜

須佐之男命(すさのおのみこと)が櫛名田比売(くしなだひめ)を娶り交わって生んだ神の名は、八嶋士奴美神(やしまじぬみのかみ)です。また、大山津見神(おおやつみのかみ)の娘の神大市比売(かむおおいちひめ)を娶り生んだ御子は、大年神(おおとしのか...
【古事記】下つ巻

【古事記】第三十三代、推古天皇(すいこてんのう)

崇峻天皇(すしゅんてんのう:長谷部若雀命(はつせべのわかさざきのみこ))妹の豊御気炊屋比売命(とよみけかしきやひめのみこと)は、小治田宮(おはりだのみや:奈良県明日香村内)にて、天下をお治め第三十三代、推古天皇(すいこてんのう)となりました...
【古事記】下つ巻

【古事記】第三十二代、崇峻天皇(すしゅんてんのう)

用明天皇(ようめいてんのう:橘豊之日命(たちばなのとよひめのみこと))弟の長谷部若雀天皇(はつせべのわかささぎのすめらみこと:長谷部若雀命(はつせべのわかさざきのみこ))は、倉椅(くらはし)の柴垣宮(しばかきのみや:奈良県桜井市内)にて、天...
【古事記】下つ巻

【古事記】第三十一代、用明天皇(ようめいてんのう)

敏達天皇(びだつてんおう:沼名倉太玉敷命(ぬなくらふとたましきのみこと))弟の橘豊之日命(たちばなのとよひめのみこと)は、池辺宮(いけのへのみや:奈良県桜井市内)にて、天下を治め第三十一代、用明天皇(ようめいてんのう)となりました。天下を治...
【古事記】下つ巻

【古事記】第三十代、敏達天皇(びだつてんおう)

欽明天皇(きんめいてんのう)の御子の沼名倉太玉敷命(ぬなくらふとたましきのみこと)は、他田宮(おさだのみや:奈良県桜井市内)にて、天下を治め第三十代、敏達天皇(びだつてんおう)となりました。天下を治めた統治した期間は十四年です。敏達天皇(び...