【古事記】下つ巻 【古事記】第十九代、允恭天皇(いんぎょうてんのう)「后妃と御子」 水歯別命(みづはわけのきみ:反正天皇(はんぜいてんのう))の弟の男浅津間若子宿禰命(おあさつまわくごのぬくねのみこと)は、遠飛鳥宮(つうつあすかのみや:奈良県明日香村飛鳥)で天下を治め、第十九代、允恭天皇(いんぎょうてんのう)となりました。... 【古事記】下つ巻
【古事記】下つ巻 【古事記】氏姓(うじかばね)の制定 允恭天皇(いんぎょうてんのう)は、初め皇位(皇帝や天皇の位)に即位される時、そのことを辞退し、「私には、一つの長い病があるので、皇位を継ぐことは出来ない」と仰せになり断っていました。しかし、大后をはじめ臣下たちも強く願い申したため、天下をお... 【古事記】下つ巻
【古事記】下つ巻 【古事記】軽太子(かるのひつぎのみこ)と軽大郎女(かるのおおいらつめ)「禁愛」 允恭天皇(いんぎょうてんのう)が崩御された後には、木梨之軽太子(きなしのかるのひつぎのみこ)が皇位を受け継ぐことになっていましたが、即位する前に同母の妹(実妹:じつまい)の軽大郎女(かるのおほいらつめ)と戯(たは:男女の交わり)れ愛し合って... 【古事記】下つ巻
【古事記】下つ巻 【古事記】伊余の湯へ島流し、そして心中 その後、軽太子(かるのひつぎのみこ)は伊予湯(いよのゆ:愛媛県松山市)に島流しにされました。また、島に流されようとした時、歌を詠みました。「天飛(あまと)ぶ 鳥も使ひそ 鶴(たづ)が音の 聞こえむ時は わが名問(なと)はさね」訳:「空を飛ぶ... 【古事記】下つ巻
【古事記】下つ巻 【古事記】第二十代、安康天皇(あんこうてんのう)「大日下王を誤殺」 軽太子(かるのひつぎのみこ)が自害し後、弟の穴穂御子(あなほこのみこ)が石上の穴穂の宮(奈良県天理市田町)にて天下を治め、第二十代、安康天皇(あんこうてんのう)となりました。天皇は、同母の弟大長谷王(おおはつせのみこ)のために、坂本臣(さか... 【古事記】下つ巻
【古事記】下つ巻 【古事記】目弱王(まよわのみこ)「安康天皇(あんこうてんのう)の殺害」 それから後に、天皇は神牀(かむとこ:天皇が寝る床間、寝室)で昼寝をしていました。その時天皇は后の長田大郎女(ながたのおおいらつめ:大日下王(おおくさかのみこ)を殺して娶し取った后)に言いました。「お前は、心配に思うことがあるか?」后は答えて... 【古事記】下つ巻
【古事記】下つ巻 【古事記】大長谷王(おおはつせのみこ)の怒りと目弱王の殺害 安康天皇(こうあんてんのう)が后の長田大郎女(ながたのおおいらつめ)の連れ子の目弱王(まよわのみこ)に殺されると、天皇の弟で当時まだ少年だった大長谷王(おおはつせのみこ)は、そのことを聞き、怒り、憤慨し、兄の黒日子王(くろひこのみこ)の処へ... 【古事記】下つ巻
【古事記】下つ巻 【古事記】市辺之忍歯王(いちのべのおしはのみこ)の殺害 その後、淡海(おうみ)の佐佐紀山君(ささきのやまのきみ)の祖の韓袋(からぶくろ)が大長谷王(おおはつせのみこ)に、このように申し上げました。「淡海の久多綿の蚊屋野(くたわたのかやの:所在未詳)には、多くの鹿がおります。その立つ足は荻原(すす... 【古事記】下つ巻
【古事記】下つ巻 【古事記】意祁王(おけのみこ)と袁祁王(をけのみこ)の隠れ身 大長谷王(おおはつせのみこ)は、次々と兄弟たちを殺していきました。そこで、殺された市辺之忍歯王(いちのべのおしはのみこ)の王子の、意祁王(おけのみこ)と袁祁王(をけのみこ)の二柱は、この乱(事変)を聞いて共に逃げ去りました。こうして、山代の... 【古事記】下つ巻
【古事記】下つ巻 【古事記】第二十一代 雄略天皇(ゆうりゃくてんのう)「后妃と御子」 大長谷若建命(おおはつせのわかたけるのみこと:大長谷王(おおはつせのみこ))は、長谷(はつせ)の朝倉宮(あさくらのみや:奈良県桜井市脇本か)で天下を治め、第二十一代 雄略天皇(ゆうりゃくてんのう)となりました。天皇は、大日下王(おおくさかの... 【古事記】下つ巻
【古事記】下つ巻 【古事記】若日下部王(わかくさかべのみこ)と結婚 初め、大后の若日下部王(わかくさかべのみこ)が日下(くさか:大阪府日下町辺り)に住んでいた頃、雄略天皇(ゆうりゃくてんのう)は、大和から日下の直越の道(ただごえのみち)を通って河内にやってきました。*若日下部王の所へ行くため、近道をしていっ... 【古事記】下つ巻
【古事記】下つ巻 【古事記】引田部の赤猪子の長い年月 またある時、雄略天皇(ゆうりゃくてんのう)が遊びに出掛け、美和河(みわがわ:三輪山の初瀬川下流付近)に着いた時、川辺で衣を洗う童女(おとめ)がいました。その容姿がとても美しかったので、天皇は童女に、「お前は誰の子だ?」と尋ねると、その童女は... 【古事記】下つ巻